この直線を眼球はどうやって直線として判断するのだろうか。眼球は球です。網膜上にこの直線はどのように写るのでしょうか。スクリーンを100円ころというかガチャガチャのケースに白いスプレーペンキを薄く塗ったものを使いました。あたりまえですが、必ずしも直線にはなりません。球の上に直線は描けるのでしょうか。左の図は窓枠を映したものです。特に眼球の縁では直線は湾曲してしまいます。そうすると脳は湾曲を直して理解しなければなりません。特に眼球の縁では左右、上下を曲げて直線にしなければなりません。やりすぎれば逆に湾曲してしまいます。脳の視覚野は四角い平面になっている?
左は窓枠を動画で撮影してみました。直線は映る位置によって変わってきます。ひょっとするとこれがある種の錯覚のがおこる原因かもしれない。
眼球は球
立命館大学の北岡明佳先生の錯視塗り絵をやってみました。そうしたらどうしてなんだろうと疑問だらけになってしまいました。眼球は球。当たり前です。球面に映ったものを平面に理解する。そうなっていると言ってしまえばそのとおりです。脳の視覚野はクレジットカードほどの大きさのものだと何かで読んだことがあります。でももう一度球から平面に理解し直す道筋をちゃんと考えても良いかもしれない。回転する蛇を球面に映したらどう見えるだろうか。動いたものをどのように理解するのだろうか。2枚の映像を重ねるとしたらどこを基準にするのだろうか。動いたものを基準にすれば周囲が動いたことになってしまいます。眼球も動きます。そうすれば止まっているものが動いたことになってしまうのではないか。
凸面鏡と凹面鏡に映して撮影してみました。なんとなく当たり前かもしれませんが、いずれも回転して見えました。fu~muよくわかりません。そもそも回転しない人がいる。これは説明しようがない。