これはカエルの固定胚です。口はありません。目も鼻もありません。(もちろん臍はありません。これはずーっとありません。)今やっと脳が出来つつあります。カエルの卵は直径2mm程度のものです。実に不思議だと思いませんか。1ヶ月もするとおたまじゃくしになります。それまで運動らしい運動はしなかったのにピッー、ピン、ピィ、・・アチラこちら跳びはじめます。生きていたんだ。つい、元気でなってつぶやいています。約1ヶ月何も食べないでひたすら発生していきます。どこかに異常があってもたいてい大丈夫です。この間の生きるエネルギーは蓄えてあるからです。この不思議さのすべてを理解することは出来ないかもしれません。けれどもほんの一部は分かってきました。ちょっっと勉強してみませんか。写真は下の簡易顕微鏡にビデオカメラを接着させてカエルの固定胚を撮影したものです。携帯電話で撮影できるかもしれませんが私は持っていません。やってみてください。
ボールペン式簡易冷凍ミクロトーム
簡易顕微鏡
新しい私たちの学校
    面白い実験でたしかめる生物の不思議
           かじやんの実験
 

この実験に使うものです。ボールペン式冷凍ミクロトームは手作りですが、ここでは必要ありません。「面白い実験でたしかめる生物の不思議」に切断プレパラートがあります。あまり現実的ではありませんがご覧ください。固定胚は7000円程します。ちょっと高価です。野外で手に入れたほうがいいかもしれません。