新しい私たちの学校
     
面白い実験でたしかめる生物の不思議             かじやんの実験 

コガネグモの獲物捕り
 コガネグモは完璧なスパイダーマンです。糸四方に放って獲物をグルグル巻きにします。糸を出す瞬間を撮影しようと思ったのですが、大変難しく思い通りの映像が撮影できませんでした。しばらくはこれで辛抱してください。
 獲物がかかるとまず噛みついてから、2カ所程度にお尻を付けて糸を少し付けています。その後で主砲を発射します。
さてこの糸はお尻の突起あたりから発射されていることは分かりますが、一体この糸はどこに格納されていたんでしょうか。きっと液体です。噴霧器のように液体を発射すると空気に触れて糸になるのではないしょうか。ひょっとすると動物の血液中のフィブリノーゲンに似たタンパク質?。よく分かりません。さて、クモはこのネバネバの糸を自信を持って発射しています。自分にからみつくことははあり得ません。これだけの戦いなら自分も危ない。決して自分には着かないことを信じています。
こういう糸を発射するピストルがあれば便利かもしれません。警察なら犯人逮捕の瞬間に発射すれば良い。