これらの色素はそれぞれ光の吸収曲線を求めればおよその物質名が分かります。仮にツクシの胞子のうにクロロフィルがあったにしてもどうせその役割は良く分からないから、これ以上追求しないつもりでした。けれども、分光器があるから最後までやっておこうと思いました。随分古い島津のスペクトロニック20です。これでも結構分かります。準備をしました。・・・壊れていました。諦めました。
 これはペン型のブラックライトです。100円ショップで買いました。もちろん100円です。クロロフィル類は蛍光を発します。クロマトグラフィーで分けた色素がクロロフィルならばブラックライトで赤く光るはずです。
緑の部分がピンクに光っています。その上にわずかに光るものがあります。クロロフィルbにあたるところは黄緑色に見えますが光りません。
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ひょっとするとクロロフィルaはあるけれどもクロロフィルbはないかもしれない。だから前ページのスペクトルの赤色部分の吸収がわずかに違うのかもしれない。ツクシから抽出した色素の場合、赤色光部での吸収がシャープに長波長側にあるように思えます。
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ツクシに含まれる色素はクロロフィルか