アリの通り道にアクリル性の鏡を置いてみました。太陽の方向が変わることによって、帰巣行動に変化が起きるかもしれない。動画はその結果です。巣の近くへ来ても入り口が分からない個体がどれだけか出てきます。けれどもこれは鏡のせいだとも言い切れません。アクリル性樹脂を敷いたことによって臭い物質が分からなくなってしまったのかもしれません。

最後の動画は鏡の巣の反対側の端で獲物を獲得した個体が勢いよく巣と反対側へ走って行く様子を撮影しました。あたかも完全に巣の方向を間違えているように見えますが、そうではありませんでした。この個体は泥棒アリでした。